
彼と出会ったとき、その瞳に射抜かれた。まっすぐで従順。触れたら壊れてしまいそうなくらい、純粋なまなざし。 ――こんな男を、自分の手で染めてみたい。 そう思ったのは、きっと私の本能だった。日々の営みのなかで、少しずつ、丁寧に仕掛けていった。◯◯の最中、彼の腰に手を這わせ、そっと指を割れ目の奥に忍ばせる。彼が小さくびくつくたび、私の心は昂った。 最初は「やめてよ」と照れた声で拒んでいた彼も、私の指先が触れるたびに身体が覚えていくのが分かった。アナルは排泄器官じゃない。“気持ちいい場所”だと、その認識を上書きしていくのが、楽しくて仕方なかった。 ある夜、シャワーを浴び終えた彼が、タオルを巻いたまま、少し照れた顔で言った。 「…君、アナル開発が得意なんだよね?良ければ、僕の…開発、してくれないかな」 その瞬間、胸の奥がじんと熱くなった。目の前の彼が、私を信じて、身体を委ねようとしている。ここまで導けた自分に、私は満ち足りた達成感を覚えた。 「うん、もちろん。優しくするね」 ベッドに横たわる彼の脚を広げ、ローションで濡らした指をゆっくりと挿れていく。彼のアナルはきゅっと反応して、まるで初めてを恥じるかのように震えていた。 「んっ…く、くすぐったい…でも、なんか…」 私の指が肛門の襞をなぞり、そして前立腺へ優しく触れた瞬間、彼の体が跳ねた。 「な、なにこれ!?…気持ちいい…!」 その表情を見た途端、私は笑ってしまった。ゾクッとするくらいサディスティックな気分になって、でも愛しさも混ざっていて、“もっと堕としてあげたい”という欲望が、私の奥から溢れ出す。 呼吸を合わせながら、丁寧に、優しく、でも逃がさないように刺激を続ける。前立腺が膨らみ、彼の身体がそれに応えるように震え始めた。 「あっ、あっ、イっちゃう…?これってイくの…!?わ、わかんないけど…!」 彼の声が裏返り、身体がビクビクと波打つ。射精していないのに、達している――初めてのドライオーガズムに、彼は驚きと快楽の混乱の中で、目を潤ませて私を見た。 「き、気持ちいいですぅ…!僕、君から…離れられなくなるかもしれない…怖い…でも…全部、君に捧げたい」 敬語になった彼のその言葉に、私は微笑んだ。 「ふふっ、可愛いね。もう、私のものになったんだね」 彼の純粋だった瞳は、今や私だけに向けられる忠誠の証。これからどんな風に調教していこう。どんな快感を、一緒に更新していこう。 私の世界が、彼の愛で満ちていく。それが、私にとっての何よりの幸福だった。
〜ゆづかの妄想小説でした〜
有難うございました🐈⛓️



女帝

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