そのM男は、SM好きで——「大量浣腸をされて、可愛がられたい」そう、恥ずかしそうに打ち明けてきた。 その顔は、真っ赤。でも、目だけは嬉しそうに光っている。なんて、可愛らしいのだろう。 私は堪らない気持ちになり、その身体をそっと抱きしめる。プルプルと震えながら、彼は私の腕の中で安心したように息をついた。何度も会っているこの子が、今日も変わらず私に身を委ねてくれている——それが、たまらなく愛おしかった。 M男が好きだと言っていた罵倒を少し織り交ぜながら、お湯浣腸の準備を進める。 お風呂場で四つん這いになった彼は、この後何が起こるのか、怖いような…でも楽しみなような…そんな複雑な瞳をしていた。 私も、同じ気持ちだった。 「うふふ…ちゃんと、耐えてね？」 そう言いながら、ワセリンとローションをたっぷりとアナルに塗り、まずは50mlから—— 彼の身体に、静かにお湯が流れ込んでいく。 まだ全然、大丈夫。 100ml、200ml、300ml…どんどん量を増やしていく。 1000mlを超えた頃、彼が「あぁぁぁ…」と情けない声を漏らす。 「後ろに私がいるのに、噴射なんて…許されると思ってるの？」「我慢するに決まってるよね？」 そう冷ややかに責めながら、スパンキング。お腹に手を添えて軽く押し、追い打ちをかける。 「うふふ、辛いよね？でも…私のためなら、耐えられるよね？」「ハ、ハイイイイイイッ！」 甘くて、冷たくて、優しい——でも逃げられない。そんな会話が何度も交わされた。 1400mlを超えたあたりから、彼の表情が変わっていく。でもそれは、“苦痛”だけじゃない。 女王様のために、限界を超えて耐える——それが、彼にとっての「幸せ」なのだ。 私はそれを知っているから、さらに深く、お腹を押し、スパンキングを重ねて囁いた。 「まだ…いけるよね？」 「はい…っ、うっ…頑張ります…」 全身が汗で濡れ、毛穴が震え、足先までもが限界を訴えていた。それでも放出せずに私のために堪える、その姿が、もう愛しくて仕方ない。 1500ml1600ml ここまで、私のために耐えてくれた。ここまで、満たされた。 それはまるで、彼から私への“愛の量”のようで——私はその愛おしいM男を、全力で抱きしめた。 何度も会って、何度も重ねて、そのたびに深くなっていくこの「飴と鞭」の時間こそ、私にとっての、しあわせなのだと改めて感じた瞬間だった。






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